ル・プティ・ペイサン・シャルドネ・ジャックスヒル・モントレー・カウンティ2017
ル・プティ・ペイザンはフランス語で「田舎者」を意味します。
これは、ル・プティ・ペイザンのワインが銘醸地ではなく、誰も知らない(田舎の)産地のブドウを使って造られるというコンセプトを謳っています。
また、イアンは見様見真似でワイン造りを学び、正式な醸造学の教育を受けていないことから、そんなサラブレッドでない(田舎から出て来たような)自分でも、しっかりとしたワインが造れるというアピールがワイン名に込められています。
シャルドネは主にサリナス川の東側、Sleepy Hollow North の真東にあるJacks Hill の麓にある、いくつかの畑のブレンドです。
この近辺の畑は、酸化鉄を多く含む土壌が特徴です。
101 − 14 と3309 の台木にClone 4 と76 が使われています。
この他に、台木こそは不明ですが、樹齢35 年のウェンテ・クローンも使われます。
ここにSanta Lucia Highlands の北部の畑に実るClone 17(Robert Young)のブドウを少量ブレンドしています。
すべての畑はクールクライメートです。
醸造 低めのブリックス(まだブドウにフレッシュな酸が残るっている状態)で収穫を行い、プレスした果汁はタンクに移動させ、低温で24 時間澱を沈殿させます。
発酵はフレンチオーク新樽4%(新パンチョン樽1 つ)を使い、残りはフレンチオーク旧樽、旧パンチョン樽2 つ、そしてステンレスタンクが使われます。
熟成は樽65%、コンクリートタンク(30%),ステンレスタンク(5%)にて5 ヶ月間行います。
MLF は一部行っています。
- 商品価格:3,600円
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