キチンキトサンは生活習慣病や感染症を防ぐ! 松永 亮 著 文庫サイズ・48頁 まえがき —— 自然治癒力を高め、病気に打ち勝つ 十八世紀の産業革命以来、文明を手中にした代償として、人間は地球環境を汚し続けてきました。
地上の生きとし生けるものの生命を脅かしています。
文明諸国では高齢社会がすでに到来し、医療の現場ではガン、心疾患や脳血管障害などの生活習慣病が著しく増加し、いままで見られなかった感染症が多く診られるようになってきました。
これら多彩な疾患群に現代医学だけでは対応しきれない現状です。
一方、いま話題のダイオキシンをはじめとする内分泌撹乱物質は、世界で一〇万種類を数え、さらに人間が作った化学物質は一七〇〇万種類に及び、すべての生物の健康障害の原因となっています。
そして、人間自らの存続すら危惧されているのです。
そのような地球環境の中で、私たちはほかの生命体と共存し、自らの健康を守り、健康障害を改善していかなくてはなりません。
飽食時代のいま、ザザムシ、イナゴ、バッタ、繭の中の蛹などが食卓から消え去り、まさに「キチン欠乏症候群」の時代といえましょう。
キチンおよびそれから誘導されるキトサンは、生体の健康維持に欠かせない物質であります。
一九八二年、日本の行政指導で良質なキチン・キトサンが工業生産され、多額の研究費が投じられ、その効果が次々と認められ、公表されたのです。
各種マスメディアを通じて啓蒙され、キチン・キトサンは機能性食品の王座に短期間でついたのです。
著者は、キチン・キトサンがもつ「生体調節性」という食品の第三機能に着目して、この十年間、多くの疾患群を対象に臨床応用してきました。
その結果、1.腸内環境を整える、2.血液循環を毛細管レベルで改善する、3.免疫力を強化する、という機能性食品の三つの特性を満足させるのは、キチン・キトサンだけということが分かったのです。
そして、ほかの機能性食品との組み合わせによる相乗効果も模索しながら、健康維持、健康障害の改善に役立てる試みを続けています。
二十一世紀は、予防医学の時代です。
キチン・キトサンをとることにより病気にかかりにくい体質づくりをし、健康障害には現代医学との併用により、より早い回復が期待できます。
社会問題となっている保険財政の赤字の解消にもなるのです。
一人でも多くの方が、病気の予防、病気の回復の一つの選択肢としてキチン・キトサンを利用されることを願って、この小冊子をつくりました。
目 次 —— 〈コラム〉カニ殻からキチン・キトサンを精製する方法 第1章 キチン・キトサンとは ・ゴミの山が「宝の山」に一転! ・効果の秘密は「自然治癒力」の復活 ・二十一世紀を健やかに生きるために 〈コラム〉現代人は「キチン・キトサン欠乏症」? 第2章 効能を支える基本作用 ・自然治癒力を高める七つの働き ・1.全身の細胞を元気にし老化を防ぐ ・2.免疫力を最大限に増強する ・3.病気を防ぐ ・4.病気の回復に役立つ ・5.生体のリズムを調節する ・6.腸の中の善玉菌を増やす ・7.プラス電荷で余分な物質を排出 〈コラム〉キチン・キトサンはどこまで吸収できるか 第3章 現代病にここまで効く ・ガンとの闘いを有利にする ・「ガンが消えた」「シコリが縮小した」 ・虚血性心疾患と脳卒中の予防に最適 ・血中コレステロールの増加を防ぐ ・高血圧の元凶「塩素」を排出する ・糖尿病体質を根本から改善する ・鼻風邪からエイズまで、感染症を一掃 ・アレルギー性疾患の克服にも有効 ・こんな病気にもキチン・キトサン 〈コラム〉キチン・キトサンはこんなところでも大活躍 第4章 キチン・キトサンQ&A Q・キチン・キトサンは、一日どのくらいを目安にとるといいの? Q・キチン・キトサンと医薬品を併用しても問題ないか? Q・キチン・キトサンとほかの健康食品との組み合わせは? Q・「好転反応」が出る場合があると聞いたが、どのような反応? Q・キチン・キトサンをとっていても食事療法や運動療法は必要? 〈C・C・Sの作り方〉 【ハート出版ふるさと文庫】カニ殻栄養補助食品キチン・キトサンの威力
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