植民地インドのナショナリズムとイギリス帝国観 ガーンディー以前の自治構想 (Minerva人文・社会科学叢書) [ 上田知亮 ]
ガーンディー以前の自治構想 Minerva人文・社会科学叢書 上田知亮 ミネルヴァ書房ショクミンチ インド ノ ナショナリズム ト イギリス テイコクカン ウエダ,トモアキ 発行年月:2014年02月 ページ数:271, サイズ:全集・双書 ISBN:9784623069460 上田知亮(ウエダトモアキ) 1999年京都大学法学部卒業。
2005年京都大学大学院法学研究科博士後期課程中途退学。
現在、龍谷大学現代インド研究センター客員研究員、人間文化研究機構地域研究推進センター研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 インド初期会議派研究の視座/第1章 イギリス帝国とインドの植民地化ーダハルウジとダリープ・シン/第2章 一九世紀のインド経済とパクス・ブリタニカ/第3章 ラーナデーの経済思想と国富流出論/第4章 ラーナデーの社会ー宗教改革思想と国家観/第5章 ラーナデーの政治思想と重層的な連邦制帝国秩序/第6章 パクス・ブリタニカの終焉と植民地インドの反英運動/第7章 ゴーカレーの地方自治制度構想と宗教対立/終章 インド政治における分散と統合 19世紀末から第一次世界大戦まで、ナショナリズム運動を主導してきた「初期会議派」の穏健派指導者たち。
ラーナデーやゴーカレーをはじめとする彼らの自治構想を分析することで、植民地インドのイギリス帝国観を明らかにし、パクス・ブリタニカ期インドのナショナリズムの特質を解明する。
ガーンディー登場以前の英印関係と秩序構想を、政治・経済・宗教などの諸側面から明らかにする一冊。
本 人文・思想・社会 政治
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